イオン・グリーン |
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□ サバイバーN5Sウイルス大量感染という惨禍の最中にあって知性機能・外見ともに人間のままの 17 歳少女。美少女かどうかは各自の判断で。 N5Sウイルス適応者と呼ばれる貴重な人材。東亜重工と DRF が争奪戦を繰り広げる。 □ 自動修復機能付造一のバイクに派手に跳ねられたが、傷ついた足は瞬時に回復した。トカゲの回復機能など足元にも及ばないスピードで自らの肉体を修復できるらしい。この能力は N5Sウイルス感染によってもたらされたようだ。 ただし彼女は実に稀有な例で、普通の人間が N5Sウイルスに感染すると筋力増強・知能低下・近所を徘徊等の諸症状に見舞われる。通常は感染を避けた方が無難。 □ N5Sウイルス適応者N5Sウイルスは人間の肉体を強化し、精神を解体する作用があるようだ。まあ、数あるゾンビものと同じ。生きている人間の肉に対する異常な食欲も備えているのかも。 でも、ゾンビもので不思議なのはそんなに強力な感染力を持ったウイルスが蔓延したら未感染者は殆どいないだろうし、そんな肉はまず食えないだろうと。 いやレアだから欲しくなるのは知能指数が限界まで下がっても人間の性か…… そんな中でイオン・グリーンは N5Sウイルスに感染したものの症状が全く別。外見は少女のままで異常なまでに傷の治りが早い能力を獲得。この状態を適応と呼んでいるようだ。 DRF は N5Sウイルスによって知性を失った人類は N5Sウイルスに適応した人々が築く新時代の為に絶滅すべきだと言っている。彼らは N5Sウイルスに感染していない人々の存在すら認めたくないようである。なんと傲慢な。 DRF にとって N5Sウイルスによる惨禍は神が地上を洗い流す大洪水という認識だろう。 彼らは神とノアの二役を同時に演じているようだ。新しい人類の為に旧人類は洗礼を受けよとまで言い切っている。新世界の神にでもなるつもりだろうか。 とにかく DRF 構成員は性格が悪そうだ。しかし、 N5Sウイルスに適応する者としない者との差はなんだろうか。片方が片方に道を譲らねばならぬ訳は一体何か。 イオン・グリーンから見る限り、適応者が旧人類より優れている点は肉体の修復能力ぐらいである。 他にも運動能力や寿命など、人体のあらゆる点が改良されているのかもしれない。だが、頑丈な身体が世界を滅ぼしてまで称えるような性質だろうか。そもそも DRF の構成員自体が生身の人間とは思えない。考えれば考えるほど N5Sウイルスの役割は不明だ。適当な理由を思いついたら追記しよう。 □ ファッション、あるいは尻尾についてファッション。それは人(この世界では人型の活動体)が身に付ける装飾の外見的特長を決定する重要な要素である。流行は移り変わる。 特にスピード化した現代では異常なまでにその流れは早い。最新流行の洋服を店で買うと、店を出る頃には完全に流行遅れになっている。結局着ていった服のリバイバルブームが巻き起こっており、買った洋服はその場で中古として売られることになる。これが、服飾業界を支える基本的な経済システムである。 まあ 21 世紀のファッションの話はこの際どうでもいい。問題は 31 世紀のファッションだ。このサイトの建設者はファッションを語るべき人間からは 500 光年ほど離れている。 それでも思わずイオン・グリーンの服装についてぐだぐだと書きつられるのは、彼女の腰の下あたりに尻尾に見えなくも無い何かが付属しているからだ。 何だあれ? というか尻尾だろ。丸いけど。 とここでバイオメガを読み返して気づく。あれは熊のコスプレですね!だって熊に保護されてるし。熊といっても熊っぽい男とか、熊型ロボットとかではなくて熊です。あの熊。言ってみればペアルック。 ここでまた新たな謎が。一体あの二人はどういう関係なんだ。 それについてはグレブネフの項目もご参照ください。 庚造一 / カノエ・フユ / イオン・グリーン / コズロフ・Л・グレブネフ(熊) / 公衆衛生局の巡回査察員 |
炭素生物バイオメガ妄想領域TOPに戻る Written in Japanese. Japanese fonts required to view this website. Copyright © 2005 炭素生物 2007年2月5日 月 20:32 |