庚造一 |
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□ 今回は多少話すよ「また主人公が正体不明ですか」 そんな率直な感想を読者に抱かせる庚造一。 BLAME! の霧亥と同じく彼も一体何者なのか作中で明かされない。とはいえ、霧亥に比べたらいろいろ喋ってくれるけど。 適当に検索したら、彼のことを説明しているインスパイアしやすいページはない様子。バイオメガも出版されているのは一巻のみ。現時点では彼に関する情報は非常に限定的。そういったわけで、このページの主成分は推測・妄想になる。 後から見れば酷い間違いだらけなのは間違いない。まあ妄想領域ですから。 □ 合成人間個人的な美的感覚では結構男前だと思う造一君。でもやっぱり、短髪の方が霧亥みたいで似合いそうだな気もする。 人間を合成すると聞いて思い浮かぶ原材料は? そう、死体です! 彼は東亜重工が数多くの人体実験を繰り返したのち、兵士達の死体から作り上げた不死身のモンスターだったのです。 すいません。取り乱しました。それじゃあ余りに酷すぎますね。造一ファンに怒られそうですし。 バイオメガ世界での合成というのは、恐らく生体材料と機械を混ぜ合わせて作られたもの。生物よりのアンドロイドという解釈でいこう。 バイオメガが BLAME! の遥かな昔の話とすれば霧亥に使われていた技術の先駆けが庚造一を創り出した合成技術だろう。となると、セーフガードや霧亥の製作に東亜重工が絡んでる可能性が高い。建設者に東亜重工のマークが入っているという。東亜重工の果たす大きな役割が何となく見えてくる。 □ 目的イオン・グリーン。それは甘美な名前。イオン・グリーン。それは 17 歳の少女。そして N5Sウイルス適応者。 彼女の追跡が我らが主人公庚造一の最優先任務。正確には N5Sウイルス適応者を探しに来て彼女を発見。熊の邪魔が入って保護し損ねる。あそこで熊がもう少し話を聞いていれば巡回査察員にとられることも無かったのに。 □ 名前の由来は古代中国?庚という苗字は結構珍しいと思う。主人公の名前であるからして、特別な意味合いが込められていることは間違いない。 あの十二支繋がりのようだ。 こういう話に興味がある方はお調べになってみて下さい。できればその結果を教えてくださると嬉しいです。 □ 性格クールなところは霧亥と似ている。でも、霧亥に比べればよく喋るし自己紹介時も、感じの良い青年風味。結構良い奴かもしれない。 イオン・グリーンとの初遭遇時に高速運転のバイクで衝突した後 自責の念にかられるのは仕事に誠実なゆえですよね、彼の場合は。そういう意味では勤労の美徳をもった働き者タイプ。まあ、東亜重工に合成された身ですから、仕事が適当では困るんですが。 □ 過去(完全妄想)東亜重工から派遣された合成人間と言うこと以外殆ど何も分からない庚造一。バイオメガから得られる情報で彼の過去を推測することは不可能。でも、妄想ならいくらでも可能。妄想は世界を覆う。以下妄想。 「庚」という変わった苗字に着目したい。これは秦の始皇帝の時代から時の中国王朝に仕えてきた影の一族の名である。その存在を知ったものは必ず死ぬと言われ、数々の歴史的な事件の裏側で暗躍してきた日本の忍者のような人々である。近代以降も「庚一族は胎児のときから訓練されている」とまで言われ各国諜報機関に恐れられた。どんな革命が起ころうとどんなに政治体制が激変しようと彼らの地位は安泰であった。 そして 27 世紀頃、アジア地区は再編され、東亜経済ブロックを構築。その国営企業として元中国地域の資本メインで国策企業集団「東亜重工」が設立され、その流れから庚一族は東亜重工所属の特務機関となった。 民明書房刊『諜報機関闇歴史』より 造一ネタ漫画みつけました。 フランケンシュタイン posted with amazlet on 06.03.08 メアリー シェリー Mary Shelley 山本 政喜 角川書店 (1994/11) 売り上げランキング: 84,590 庚造一 / カノエ・フユ / イオン・グリーン / コズロフ・Л・グレブネフ(熊) / 公衆衛生局の巡回査察員 |
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